ポンタの想い出

俺に明日はあるのか?

OYAJI





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全国の父親へ〜人生後悔しないで生きる大事なこと〜






(*この記事は夫・父親としての立場で書かれたものです。)



子供の性格も千差万別ですので、人によっては手がかからないと言う人もいれば、世界で最も手のかかる子供では!?と思うくらい大変な子育てをしている親も多いと思います。



子育てを奥さん任せにし過ぎて、だんだん “妻と微妙な距離” を感じている人もいるのではないでしょうか。奥さんが育児ストレスを一人で抱えちゃってる訳ですからね。



『三つ子の魂百まで』と昔から言われているように、特に3歳までに親がどこまで子供に愛情を注いでいるかによって子供の性格、人格形成に大きな影響を与えると言われています。











今では父親の育児参加も増えてきていると言われていますが、過去記事でも取り上げましたが、父親が子供に与える影響は計り知れなく、性格形成に関わる研究結果もあります。



後悔しないためにも父親の重要性を再認識したいですね。実際のところ、いまの日本の父親はどれくらい育児に参加しているのでしょうか?ここに興味深いデータがあります。











↑これは全国の都道府県で育児参加率を調査した結果(ワースト5)です。(詳しくはコチラ)



最も育児参加率が低いのは福島県大阪府で20.70%です。逆に最も高い県が徳島県で37.25%。しかし正直、この差は五十歩百歩ですよね。父親の育児参加率の全国平均は27.30%です。つまり勤労父親の4人に3人は育児に参加していないということになります。



では、実際、何で育児に参加しないんでしょうか。











↑こちらはなぜ育児、家事に参加しないのかの調査結果です。(詳しくはコチラ)

今の日本の社会をみていれば至極当然ですが、やはり一番多い要因は、「帰宅時間が遅くて時間がない」という答えです。まあ、残業や夜の付き合いというのが大半ではないでしょうかね。



しかし、この行動は、子供の日々の成長を見ることなく、また将来に重要な影響を与える時期に父親としての役割を十分に果たすことができていないということですよね。そして更に!妻との関係も悪化する原因に。。



↓ が、「妻が言えぬ夫への不満」のアンケート調査結果Top3です(ママテナ調べ:共働き549世帯アンケート調査)





1位 家事分担への偏りについての不満 59.2%

2位 相手の性格に関する不満 50.4%

3位 育児分担に関する不満 48.7%





遅くまで働き(飲みあるき?)、結果、妻の不満から距離感ができてくる上に、家事や育児の不参加で家族の時間を棒にふってしまっているライフスタイルなんですね。妻との関係が悪いので早く帰れる日も家に帰らずに飲みに行く、なんて話も聞きますから、完全に悪循環に陥ってますね。





あなたにとって後悔しない生き方とは?





オーストラリア人の看護師、ボニー・ウェアによる著書「Your Year for Change」によると、彼女(著者)が看護師として死ぬ間際の患者たちから聞いたもっとも後悔することについて記されています。その中の1つにこのような後悔があるのだそうです。





もっと家庭を省みるべきだった ?





著者が看取った患者のほとんどがした後悔だったそうです。子供たちの成長や妻の愛情に向き合わなかった自信の人生を悔いる人がどれだけ多いかということです。



また、1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医の大津秀一氏が、それぞれの患者が吐露した“後悔”を25に集約した著書「死ぬ時に後悔すること25」でも





子供を育てなかったこと



愛する人にありがとうと伝えなかったこと





と悔いるそうです。結局、家庭と向き合う時間を削って人生の大半を仕事に費やして、死ぬ間際に家族の大切さに気がつく人が多いのですね。ちなみに健康を気遣わなかったことに後悔する人が多いことも分かっています。



全国のお父さん!この後悔は、今一度自分の人生を見直し、子供や妻とどう向き合うかを改めて考えるヒントになるのではないでしょうか。今からでも遅くありません!





父親の存在を侮るなかれ!父親不在の子供に起きる驚きの結果とは?












1960年代のアメリカでは父親がいない家庭で育った子供は僅か10%でした。それが、いまでは40%にまでなっています。5人に2人は母子家庭…結構多いですよね。



統計によると母子家庭で育った子供は犯罪率が高いそうです。その背景には貧困の理由が見え隠れしているようですが、実は、父親が母親とは違う存在により、子供の成長に多大な影響を与えているということが分かってきました。



しかし前回記事であるように、父親の育児参加率の低さが、子供へのたくさんのメリット享受や機会を逸していることが多くわかる結果とも言えそうです。





こんなにも子供の成長に影響する父親の存在



父親の存在が子供の成績に大きな影響!





アメリカ教育省の2001年の調べで父親が学校により多く関わっていた生徒の43%はAスコアを取ったそうです。逆に父親不在家庭の生徒は、父親のいる生徒よりも2倍留年が多かったそうです。



また、男の子の多くは読書が嫌いですが、父親が読書を楽しく読むサポートをした生徒は、全く父親のサポートなしの生徒と比べてスコアがよいことが報告されています。





父親不在の子供は少年犯罪率が高い!





これは、残念というか一概に信じたくないデータですが、、2002年に米国7,000人の囚人の調査をしたところ、39%の犯罪者は父親のいない家庭で育ったそうです。また、同様の調査を14,000人の女性囚人にしたところ、半数以上がシングルマザー家庭で育ったことが分かりました。



どうやら父親不在の子供は所得の格差に関係なく高い確率で犯罪を起こすということのようです。



これはアメリカのデータだからなー、と思い日本のデータを調べてみたところ驚くことにこの相関関係は日本でもデータで実証されていました。









(国立保険医療科学院情報センター調べ)





↑ こちらは、平成14年〜15年データと古いですが、母子家庭と父子家庭の少年犯罪の統計です。確かに母子家庭の14〜19歳の少年犯罪は父子家庭の2〜4倍になっていますね。





父親不在の家庭だと子供の飲酒、喫煙率が高くなる!






米国228人のシングルマザー家庭の少年を調査したところ、両親のいる家庭の子と比べて飲酒、喫煙率が高く、また、非行で攻撃的な感情になりやすいことがレポートされています。



また、米国とニュージーランドの調査では、父親不在家庭のティーンネイジャーは、早期での性行為に走りやすく、普通の子より2倍多く、妊娠は7倍の多さにのぼるそうです。





子供の健康や笑顔の数は父親の存在が関係している!






父親不在の子供は、肥満になるリスクが高いだけでなく、過体重による健康リスクがあり、注意が必要のようです。別の調査では、父親の体型や健康数値と子供の活動とは相関関係があることがわかっています。



また、父親は母親よりも子供とバカ騒ぎする傾向がありますが、科学的には子供にとって良いことなんだそうです。父親とのバカ騒ぎは、子供は打たれ強く、聡明でモラルがある社会性を持つ人間につながるそうです。



以上、まだまだ他にも父親の存在が子供に与えるプラスの影響は大きいようです。父親のいる家庭で育つ子供達にはプラス要素が多いみたいですから、お父さん達は育児には心して向き合わないといけませんね。





子供に一番良い影響を与える方法は!











父親が家に殆どいないお母さんや、母子家庭のお母さんもこの報告だけみると悲観しがちですが、実は子育て過程において最も重要なのはスキンシップなんです。親からのスキンシップほど子供の成長に絶大な影響を与えるものはないと言えます。



子供とのスキンシップには本当にたくさんの良い効果が生まれることが分かっています。


  • 人間らしい暖かい心を持った感情豊かな人になる
  • 社会性や自立性が育まれる
  • 親への安心感、信頼感が生まれ、親子の距離がなくなる
  • 中高生になっても親との関係が良好のままになる
  • オキシトシンという愛情ホルモンが出て人生に幸せを感じる





などなど効果は思っている以上にバツグンです。

お父さんもただ子供といれば良い効果がある、なんてことはありませんよ。お父さんもお母さんも暖かい心で我が子を抱きしめて、たくさんの幸せをあげましょうね!







新発見。BLOGさんより







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