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魔法の薬


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覚せい剤とは?


覚せい剤はもともと白い結晶状の薬物で、使用者はこれを微粉末にして鼻から吸引したり、喫煙したり、注射器で注入したりします。現在は錠剤型覚せい剤を経口摂取(口から服用)する人さえいます。しかしどんな方法で取ったとしても、この薬物を取ると、続けて取りたいという強い欲求が引き起こされます。なぜなら覚せい剤は、見せかけの幸福感や充実感、根拠のない強い自信、異常な活発さ、エネルギーをつくり出すからです。また、食欲もなくなります。このタイプの薬物の作用は、通常6~8時間続きます。しかし、24時間続くこともあります。

最初は何らかの快感を得られるかもしれませんが、いったん取り始めると、覚せい剤はその人の人生を破壊し始めます。



覚せい剤は危険かつ強力な化学物質です。それはあらゆる薬物と同様に毒です。最初は名前の通り覚醒作用があり、それから身体を組織的に破壊し始めます。そのため、覚せい剤は記憶力の低下や攻撃性、異常な行動、そして心臓障害や脳障害に発展しかねないような深刻な症状さえ引き起こします。

覚せい剤は非常に中毒性が高く、身体に蓄えられたエネルギーを消耗させ、薬物をさらに取ることによってしか軽減できない、破壊的な依存症を引き起こします。

結晶状覚せい剤は非常に効き目が強く、多くの使用者が、この薬物を初めて使用した時から「はまって」しまったと報告しています。

ある中毒者は次のように言っています。「1回試したらあっという間にはまって、もう抜けられなくなった。」彼は家族、友人、ミュージシャンの仕事を失い、最後にはホームレスとなりました。



このように覚せい剤は、最も治療が困難な薬物であり、とりこになった多くの人が命を落としています。

覚せい剤をやるようになったのは高校3年の時だった。大学に入って最初の学期に、覚せい剤の問題が大きくなりすぎて、退学するしかない状況になった。何時間も鏡に映った自分を見ながら、ずっと顔の皮膚をつまみ続けていたせいで、はしかみたいに顔全体に赤い斑点ができた。覚せい剤をやってるか、覚せい剤を手に入れるか、やることといえばそのどちらかしかなかった。」
アン・マリー

覚せい剤は通常、白い結晶状の粉末です。無臭で苦い味がし、水またはアルコールに簡単に溶けます。

他に見られる色には、うす茶色、灰色がかった黄色があり、また錠剤型覚せい剤には、オレンジ、さらにピンクなどさまざまな色や形状のものがあります。

先にも触れたように、それは吸引や喫煙、あるいは注射によって摂取されます。

結晶状覚せい剤は、氷に似た透明な結晶の塊として売られており、日本ではロックやがんころと呼ばれています。もっとも一般的な取り方はあぶって煙を吸う方法です。




覚せい剤の成分は?


日本で乱用されている覚せい剤のほとんどがメタンフェタミンです。メタンフェタミンは、コカインのように植物から作られたものとは異なり、合成された「人工」の化学物質です。

メタンフェタミンは通常、密造工場でさまざまなタイプのアンフェタミンやそれに類する化合物を用いて製造されますが、効果を増すために他の化学物質が混ぜられています。この薬物の製造には、多くの場合ごくありふれた風邪薬の錠剤が基礎原料として使用されます。メタンフェタミンの「料理人(製造者)」は、その種の錠剤から活性成分を抽出し、さらに薬物の強度を高めるためにバッテリー液、浄水管の洗浄剤、ランタンの燃料や不凍剤といった成分を混ぜ合わせます。


覚せい剤の致命的な影響


覚せい剤や結晶状覚せい剤を摂取すると、擬似的な充実感や活力が生じるため、使用者は自分の身体にその限界を超えた過剰な動きを強いる傾向があります。そのため、薬物の効き目がなくなると、ひどい脱力感を経験し、身体的、精神的に衰弱することもあります。

この薬物を使用し続けると、自然に生じる空腹感が感じられなくなるため、体重が極端に減少する場合があります。この薬物の使用による悪影響には、睡眠パターンが崩れる、多動(ハイパーアクティブ)、吐き気、誇大妄想、神経過敏などがあります。

他の深刻な影響として、不眠、混乱、幻覚、不安、被害妄想1、そして攻撃性が増すなどがあります。時にはひきつけを起こし、死に至る場合もあります。




長期的な害


覚せい剤を長期的に使用すると、回復不能な損傷がもたらされます。心拍数や血圧が高くなり、脳の血管が傷つくために脳卒中、あるいは不整脈を起こし、心臓血管系の破壊から死に至る場合もあります。また肝臓や腎臓、肺などの損傷を引き起こすことがあります。

覚せい剤乱用者は脳にダメージを受け、記憶力の低下や抽象的な考えを把握できないなどの傾向が高まり、実際に兆候として現れます。回復した場合でも、記憶に空白ができたり、極端に躁うつになったりするのが通例です。


短期的な影響


食欲の減退心拍数、血圧、体温の上昇瞳孔の拡大睡眠障害吐き気奇怪でとっぴな、時に暴力的な行動幻覚症状、過度の興奮、過敏性パニック、精神異常過剰摂取によるけいれん、脳卒中、突然死


長期的な影響


心臓および脳血管の永久的な損傷、心臓発作、卒中、死につながる高血圧肝臓、腎臓、肺の損傷鼻から吸引した場合、鼻の中の細胞破壊による鼻血喫煙した場合、呼吸器の障害注射の場合、感染病やはれもの栄養失調、体重の減少重度の虫歯周囲を正しく認識できなくなる、無気力、混乱から来る極度の疲労強い心理的依存精神異常抑うつアルツハイマー病2に類似した脳の損傷、脳卒中てんかん



覚せい剤はどのように人々の人生を変えてしまう?


覚せい剤を取る人たちは、程度の差こそあっても、この薬物に人生を支配されるようになります。覚せい剤の乱用は次の3つのカテゴリーに分けられます。

軽度の覚せい剤乱用者:
軽度の乱用者は、覚せい剤を飲み込むか、または鼻から吸引します。こうした人たちは、仕事を終わらせるまで目を覚ましていられるように、覚せい剤の強い覚醒作用に頼るのです。また体重を減らすために食欲を抑える作用をほしがる人たちもいます。このような人たちは常習者の一歩手前にいます。

覚せい剤の常習者:
常習者になると、喫煙か注射で覚せい剤を取るようになります。こうすると薬物をより効き目の強い形で摂取することになるので、さらに強い「快感」(ラッシュ)を得ることができ、それが心理的な依存につながるのです。このような常習者は、より重度の乱用へと移行していきます。

重度の覚せい剤乱用者:
重度の覚せい剤乱用者は完全な中毒者で、しばしば「スピード・フリーク」と呼ばれます。こうした人たちの生活は、薬物で「ハイ」になった後に襲ってくる強烈な落ち込みを防ぐことだけに向けられています。そのため、乱用者は薬物から「快感」(ラッシュ)を得るために、さらに多くの量を摂取しなければならなくなっていきます。しかし、他の薬物と同様、覚せい剤から得られる快感は1回ごとに弱くなっていくため、覚せい剤の中毒者は、救いようのない命取りの悪循環へと陥っていくのです。


覚せい剤の使用により経験する7つの段階

1) ラッシュ ― ラッシュは、覚せい剤を注射した時に、乱用者が最初に感じる反応(快感)です。ラッシュの間、中毒者の心拍数は速くなり、代謝1 が活発になり、血圧や脈拍が上昇します。約2~5分間しか持続しないクラック・コカインによる快感とは異なり、覚せい剤がもたらすラッシュは30分間も持続することがあります。

2) ハイ ― 快感の後に続くのが「ハイ」の状態です。ハイになっている間、乱用者はしばしば自分が攻撃的で鋭敏になったように感じ、論争を仕掛けたり、他人の話に割り込み、その人たちの話に勝手に結論を出したりします。また薬物の作用で妄想しがちになり、何時間も同じ窓の掃除を繰り返すなど、取るに足らないことに過度に集中するようになります。ハイの状態は4時間から16時間持続することがあります。

3) 酩酊状態 ― 酩酊状態とは、薬物やアルコールの使用をコントロールできなくなった状態のことで、乱用者がハイの状態を保つために、さらに覚せい剤を喫煙、注射しようとする衝動を抑えられなくなることをいいます。酩酊状態は3日から15日間も続くことがあります。酩酊状態の間、乱用者は精神、身体の両面で多動(ハイパーアクティブ)になります。乱用者がさらにこの薬物を喫煙し、注射するたびに、その人が感じる快感は弱まっていき、最終的には快感もハイの状態も感じられなくなってしまいます。

4) 禁断症状 ―「禁断症状」と呼ばれる段階に達した覚せい剤の乱用者は最も危険な状態にあります。これは、酩酊状態が終わり、もう覚せい剤から快感やハイの状態が得られなくなってしまった時に起こる現象です。乱用者は猛烈な空虚感と薬物への渇望を軽減することができず、自己の感覚を失ってしまいます。この状態に共通しているのは強烈なかゆみで、使用者は皮膚の下を虫が這いまわっていると思い込むことがあります。何日も眠ることができず、しばしば完全に精神に異常をきたした状態になり、自分だけの世界に入り込み、誰にも知覚することができないものを見たり聞いたりするようになります。その幻覚は非常に鮮明で、本物であるように見えるため、使用者は現実世界から遮断され、自分自身および他人に対して危険な存在になりえます。また自傷の危険性も高くなります。

5) 破綻 ― 酩酊状態の乱用者は、体が薬物の作用にそれ以上対処できず機能を停止すると、「破綻」と呼ばれる状態になります。破綻の状態になった人は長時間眠り続けます。最も凶暴な乱用者でさえ、破綻の状態にある間は生気がなくなります。破綻の状態は1日から3日間続きます。

6) 覚せい剤の「脱力感」― 破綻の後、乱用者は衰弱や飢え、脱水、また身体的、精神的、感情的に完全に消耗した状態に戻ります。通常この状態は2日から14日間ほど続きます。このような状態はさらに覚せい剤を摂取すれば「解決」されるため、使用者は中毒者になることを余儀なくされます。

7) 離脱反応 ― 最後に薬物を使用して大体30日から90日後、乱用者は離脱反応を経験します。まず、その人は憂うつになり、快楽を経験するエネルギーや能力がなくなります。次に覚せい剤への渇望がますます起こり、乱用者はしばしば自殺を試みるようになります。覚せい剤の離脱は極度の苦痛を伴うものであるため、ほとんどの乱用者がまた薬物に戻ってしまいます。そのため、従来の治療では患者の93パーセントが覚せい剤の乱用に戻っています。


真実を知ってください:薬物


本当の解決策は、事実を認識し、最初から薬物など使用しないことです。 


薬物は本質的に毒です。その作用は、どのくらいの量を摂取するかで決まります。


少し摂取すると、活動をより活発にする中枢神経刺激剤として作用します。多めに摂取すると、活動を抑制する鎮静剤として作用します。さらに多量に摂取すると毒となり命を奪います。

これはどの薬物についても同じです。こうした作用を引き起こすために必要な量に違いがあるだけです。

それだけではなく、多くの薬物には人の心にも影響を及ぼす弊害があります。薬物を取っている人が自分の周囲で 起こっていることを知覚しても、それは歪んだものになってしまう可能性があります。その結果、その人の行動は奇妙だったり、不合理であったりするかもしれません。暴力的になることもあるでしょう。

薬物はすべての感覚を遮断します。望ましい感覚も望ましくない感覚もです。そのため、短期的には痛みを和らげるために役に立ちますが、同時に人の能力や機敏さを消し去り、思考を不明瞭にします。

医薬品は、身体の働きを良くしようとして、何かを速めたり、遅くしたり、身体の働きを変えることを意図した薬物です。時には必要ですが、薬物であることに変わりはありません。中枢神経刺激剤や鎮静剤といった薬物を取り過ぎれば命を落とすこともあります。したがって、医薬品は規定通りに使用されない場合、違法薬物と同様に危険なものになり得ます。

本当の解決策は、事実を認識し、最初から薬物など使用しないことです。

なぜ人は薬物を取るのでしょう?

人が薬物を取る理由は、自分の人生を変えたいと思うからです。

若い世代の人たちが薬物を取る理由には、次のようなものがあります。



周りとうまくやっていきたい。問題から逃避するため。リラックスするため。退屈を紛らわすため。大人になったような気がするから。反抗するため。どんなものか試してみたい。

こういった若者は、薬物が問題を解決してくれると思っているのです。しかし、結局のところ薬物は問題にしかなりません。

自分の問題に直面することが困難なこともあるでしょう。しかし、薬物によって解決しようとしている問題よりも、薬物を使用した方が常に悪い結果を招きます。本当の解決策は、事実を認識し、最初から薬物など使用しないことです。




覚醒剤とは?より
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私は諸般の事情により
某大手運送会社で
夜間バイトを始めました
夜23時から朝7時迄です
これが想像以上にハードで
もう身体ガタガタになります
少し寝てから行くのですが
3時以降の眠気との戦いが
凄まじいです
本当立ったまま
一瞬寝てます
リーダー格で
私達に指示する人がいるのですが
その人はずっと大きな声を張り上げて
凄いハイテンション
それもいつもです
みんな眠たそうな顔で
必死に仕分けしてます
でもその人はイケイケの全開モード
彼は30代半ば位の普通の男です
なんであんなに元気なのか?
毎日来る前にたっぷり寝てから来るのか?

もしかしたら?
私達、庶民の中にも…

私の気のせいで
あればいいのですが
確かに、眠気が来なければ
かなり楽に仕事は出来ます
でも無理ですね
人間ですから
夜は眠たいです

働いてる人
30、40代の人ばかりです
それも女性が多いです
頭が下がります

そこの御主人!
ビール飲んで寝てる位
あなたの収入はありますか?

なんの為に薬物?
仕事の為?
快楽?

私はタバコも嫌いですから
やりません

お酒は少しは飲みます
焼肉にはビールです

収入も安定してある
別にお金に困っていない
身体がしんどい
少しくらいなら…
試してみようかな

なんて甘い考えが
地獄の扉を開く

あのハイテンションの彼は
明日は来るのか?

俺はやっぱり眠たいです